印刷業者選びのコツについて

印刷

懐かしい印刷業界の話をしよう!

積み上げられた本の絵

私は古き良き時代とは言いませんが、本を作る世界の昔の話をしようと思います。
特に、印刷の前に作らなければならない版下作業についてです。現在はすべてパソコンの仕事になっています。ディスプレイを見ながら、イラストレイターやフォトショップと言ったソフトを活用して版下を作る時代になりました。パソコンが無かった時代はどのように版下を作っていたのでしょうか? 活版印刷やタイプを使った時代もありました。それより少し進んだ時代の版下作りはもちろん手作業です。写植という文字を作る機械がありました。タイプより断然きれいな文字が作れるのです。写真の印画紙に文字を焼き付けるのですから、現像と定着が必要にまります。そして、この時から文字にいろいろな書体が出来たのです。今はフォントと言いますが、当時は書体と言っていました。写研とモリサワという会社がいろいろな文字を考え出して世に出していたのです。今は当たり前のように文字を見ていますが、昔は明朝とゴシックくらいしか文字の種類はなかったのですから。今でも写研の写植の文字が好きな人はたくさんいます。ちょうどCDよりレコードの音が好きな人と似ていますね。その印画紙に焼き付けられた文字を版下という少し厚い紙に張り付けて、チラシなど一枚の印刷するための原板のような物が作られるのです。それを製版して印刷します。そして皆様の手元に印刷物が届くのです。のんきで優雅な時代だと思いませんか。

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